子どもと料理するとイライラ、そんなときの対処法
あなたはお子さんと料理を作ることはありますか?
もしかして、それをストレスに感じていませんか?
子どもと一緒に料理をするというのは年齢にもよりますが、ストレスがかかることですよね。
例えば、自分一人でするよりも作業時間がかかること。
特に夕飯時にはそれがイライラの元になりますよね。
また、子どもの作業したものが自分の思ったような形にならず、それもイライラの原因になると思います。
イライラからメリットを考える
イライラしてつい怒ってしまうことがありますが、料理は本来自分たちの体を作る大切なもの。
そこで、子どもと料理をすることのメリットを考えてみました。
1.子どもの好奇心を満たすことができる
子どもはいろいろなことに興味を持ちますね。
大人が既に当たり前になっていること、例えばピーマンを切ったらどうなるか。
中はどうなっているの?と聞かれたこともあります。
そして、実際その野菜を切ったものを見せると喜んでくれます。
また、お好み焼きを作るとき。
小麦粉と水を混ぜたらどうなるか。
それも、実際にやってみせると興味深そうに見てくれます。
また、子どもが混ぜたがったら一緒についてやらせてみると、真剣な顔つきでやってくれます。
時間はかかりますが、子どもの好奇心が満たされ、機嫌がよくなるのを見ると、こちらもやって良かったと思えます。
2.学びにつながる
1.でもお話したとおり、野菜一つ切ることにしても、まだほぼ料理をしたことがない子どもからすると当たり前ではないのですね。
いろいろな野菜を切ってみて、その断面図を一緒に見ることがあります。
そうすると私自身も改めてトマトやピーマンの種がどこにあるか、子どもと発見でき、楽しいねと言って笑える素朴な幸せがあります。
調味料や水の計量は、子どもの算数の勉強になることも発見しました。
また、スーパーで野菜を買うときに一緒に産地を確認すると、特に小学生だったら都道府県を覚えられて社会の勉強にもなります。
そのあとで一緒に地図で確認すると、より定着することがわかりました。
楽しく料理する対処法を考える
子どもとなるべく楽しく料理するには工夫が必要ですよね。
だから事前にスムーズに子どもと料理をする段取りを考えることにしました。
例えばカレーとサラダを作る場合。
玉ねぎの上下をカットしておき、皮をむいてもらう。
じゃがいもとボールとタワシを用意し、洗ってもらう。
レタスを洗っておき、ちぎってもらう。
プチトマトも洗っておき、ヘタを取ってもらう。
子どもは包丁を使ってみたがるときがあるので、比較的切りやすいきゅうりは、一緒についてサラダ用に切ってもらう。
こうして挙げてみると、けっこう子どももいろいろなことができます。
そして、最初のうちはたしかに時間がかかりますが、そのうちレベルアップして、作業が少しずつ早くなってくるのです。
そうすると、子どもの自信にも繋がる気がします。
一緒においしく食べられる幸せ
このようにして作った料理をおいしく食べられるのは幸せですよね。
一緒に作ると、なおそのおいしさが増します。
そして子どもを褒めるきっかけにもなるでしょう。
料理を一緒にすることで、親子の絆も深まります。
子どもが「自分も一役買ったんだ」と誇らしく思う姿を見ると、親としても嬉しくなります。
さらに、一緒に作った料理を食べるとき、普段よりも会話が弾み、食事の時間が楽しいひとときになります。
食卓で笑顔が増えることで、日々のストレスも軽減されます。
このように、子どもと料理をすることは、特に時間を気にしてしまうアダルトチルドレンの親にとっては一見ストレスフルに見えるかもしれませんが、実は多くのメリットがあります。
そのことを理解しつつ、これからも子どもと料理することを楽しい時間に変えていけたらと思っています。