テレビをぼーっと見て猫背になっている子供

呼んでも上の空でかなりイライラ

あなたはご家庭でお子さんにテレビ、あるいは動画などを見させていますか?

お忙しいご家庭だと、ずっと子どもを見ていられないため、一つの手段としてテレビや動画を見させてしまうこともあるかと思います。

ただ、それらを見せることは躊躇している方もいますよね。

もしくは見せてしまい子どもがすっかり夢中になり、注意をしてもなかなかやめられないということもあるかもしれませんね。

私自身はテレビ・動画を見せることは子どもにとってあまり良い影響を及ぼさないと考えていました。

理由として

1.話を聞かなくなる

2.目が悪くなるかもしれない

3.購買意欲をかき立てる商業的なコマーシャルが多い

4.面白く作っているため、なかなかやめられない効果もある

からです。

特に話を聞かなくなるというのは顕著です。

夫がテレビをつけているときに子どもも横でみていると、こちらが用事で呼んでも上の空で、イライラしてしまうことがありました。

そのため、子どもと一緒にテレビを楽しむなんて発想がなく、ほとんどテレビと動画を見させたことはありませんでした。

でも…話し合ってみようかな

ただ、子どもの成長と共に、もしかして親子で一緒に見ればダラダラと見ることは防げそう。

また、学びにつながる番組もあるのではないかと思うところがありました。

子どもと時間と、見たい番組を複数話し合って決めました。

時間については、基本的に決めたものだけを親子で一緒に見ることで子どもも納得しました。

子どもは動植物や自然に興味があるため「ダーウィンが来た!」を見たいと言いました。

そして時間的にもちょうどよく、子どもが以前から何となく知っていて見たがっていた「サザエさん」を見ることにしました。

ダーウィンが来た!で、そこに出てくる様々な動植物について見ていると、子どもから疑問を伝えてくれることがあります。

それもさらに調べてみようという学びの機会にもつながります。

実際に調べると、そこからさらに深く発展した知識も得られて嬉しい様子です。

また、既に図鑑か何かで知っていたことを話してくれます。

そのことについて褒めるととても嬉しそうな顔をします。

私も(既に知っていても)教えてくれてありがたいという気持ちでお礼を子どもに伝えます。

サザエさんは日常の様々な出来事にあふれているので、一緒に笑うこともでき、ほのぼのします。

折に触れて季節の行事もあり、学びにもなります。

また意外?な副産物として、お父さんの波平さんがたまにカツオくんに説教をする場面があります。

そこで説教する内容がちょうど私も子どもに注意していたことと被ることが数回ありました。

そういうときに子どもをチラリと見ると、結構真剣に聞いていました。

その後子どもから「お母さんにもいわれたね」と自分だけではないのだね、と言った様子で言ってくれたことがありました。

そしてまたそのことについて2人で会話をすることもできました。

親子で一緒に見てみよう

アダルトチルドレンの親は、ついこうしなければいけない、と思いがちになります。

私もテレビはなるべく見せない方がいいと思っていました。

しかし、最初は躊躇しながらも、子どもと見る時間や見たい番組についてしっかり話し合いました。

もしかして家事など忙しくて、一緒に見ている時間もないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

私もついしなければならない家事などのことが気になってしまうことがありました。

それでもなるべく放映時間に合わせて例えば午前中家事を終わらせるよう工夫しています。

ときには子どもに一緒に見るから家事を手伝ってと声かけすることもあります。

子どもも一緒に見たがるので、いつもよりスムーズに動いてくれます。

そして、30分だけでも子どもと一緒に見ることで得られる家族団らん、それを通してさらに親子で学べることへの幸せが増えたのを実感しています。

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